1.計画
この辺は赤土で、雨が降ると泥ってしまいす。砂利を敷けば簡単なのですが、将来芝を張りたくても出きなくなります。
芝生への憧れも有り、ここは面倒でも最初から芝を張っておくことにしました。春になるとホームセンターの園芸コーナーに、姫高麗芝が一束(半坪分)300〜400円で出回りますのでこれを購入しました。
また、芝を踏まないように飛び石を打つことにしました。飛び石は建材店で購入しました。
2.南面の工事
芝は日当たりでないと良く育たないので、家の南側と東側に張ることにします。
芝の中に打つ飛び石は35〜40cm程の自然石です。多めに購入した中から、上面が平らで形の良いものを
選びます。どんな感じになるかとりあえず置いて見ました。
水糸を張って50cm間隔に印を付け、千鳥打ちに飛び石を置いて
見ました。ちょっと左右に振りすぎているようです。
これだと芝の手入れも大変になるので、本番ではもう少し左右の
振りを少なくします。歩幅は50cmで良さそうです。
芝を張る前に飛び石を打ちました。
歩幅は50cmにしました。石と石の隙間は約15cm程になります。少し開きすぎの気もしますが石が小さいので仕方有りません。端から飛び石を据えていきます。石は地面より5cmほど高くしました。芝を張るのでもっと高い方が良いのですが、このサイズで
すとあまり高く出来ません。石を据える穴は一回り大きく掘ります。石の向きを決め高さを調整し、水準器で水平を見ながら石の
周りに土を入れ突き固めます。石は横長にし、幅の狭い方を内側にして交互に千鳥打ちにします。飛び石を据えたら芝を張ります。
まず、地面を耕します。小石は取り除き、土の固まりも細かくしておきます。雨水の流れ勾配を僅かに付けて地面を平らに整えます。
芝を3〜5cm程開けて並べ、終わったら芝の上にふるいで目土をかけます。水を十分に与えて終了です。
飛び石を打って、芝を張り終えたところです。
3月上旬なのでまだ芝は枯れています。
もう少し後(3月下旬〜4月中旬)が良かったかも
しれません。早く張っても青くなるのは一緒です。
3.東面の工事
東面も南面とほとんど同じです。 ただこちらはあまり歩くことがないので途中までしか
飛び石を打ちません。飛び石を打つのも結構疲れます。
4.東南かどの工事
ここは1年間芝を張らずに置いたところです。 ここにも芝を張ります。しかし飛び石は打ちません。
1年間経ってみると、やはり石があると芝刈りが大変なんです。
ここは芝刈り機のUターン場所にしておきます。ちょっと芝が足りなかったので他から切り取って足しましたが
まだ足りません。まあ、良い事にしましょう。
5.庭石を据える(これは職人さんにお任せします)
朝早く、誰が来たかと思ったら、群馬の石屋さんが庭石を売りに来ました。
「旦那、石はいらんかね」。お〜、立派な青石が荷台に積んであります。
「安くしとくから買いな」。どうやら下見してきたようです。
まけてもらいましたが石の相場など分かりません。でも納得して買うことにしました。
石にワイヤーを掛け、ユニックで吊ります。 大きな石は一度に据え付けず、降ろしたら車を寄せて
また吊って据え付ける位置に寄せて行きます。
なるほど、こうしないと車がひっくり返ってしまうそうです。私も大きい石の時はレバー操作を手伝いました。
石は全部で5個有ります。 玄関右に1つ。
左に大きい石とその両端に1つずつ。
縁側前に踏み石1つです。
6.玄関前に飛び石を据える
玄関前は大きめの飛び石を据えます。ここは迷った所で、敷石もいいなと思いましたがセメントは打ちたくないし、周りとの
バランスと工事の手間を考えて飛び石にしました。
大きさは55〜60cmの自然石です。これを歩幅50〜55cmで据えます。
この大きさになると持ち上げるどころか地面も引きずれません。そこで竹垣作りで余った竹をレールにして、その上を滑らせ
るとにしました。これだと何とか石を移動させることが出来ます。
ここも水糸を張ってから石を据えました。 手前が高く、先にいくほど低くして有ります。
7.玄関へのアプローチに飛び石を据える
ここも結局、飛び石を打つことにしました。 玄関前よりは小さく、45〜50cm程の飛び石です。
8.おまけ
石が余ったのでここにも幾つか置きました。
9.反省
芝の中の飛び石は、芝刈りの際は邪魔です。石の周りはバリカンで仕上げなければなりません。
1年目は草むしりが大変ですが、2年目からは雑草も少なくなります。
夏は生育がよく芝刈りも大変ですが、刈った後は綺麗で気持ち良いです。
これで雨が降っても汚れずに庭を歩けるようになりました。