第12回石川町SLF(2003)    

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第12回石川町スターライトフェスティバルに行ってきました。
10月3〜5日の開催ですが、私は4日昼から5日昼頃までの参加です。

自作望遠鏡をおもに撮影してきました。
メモをとらなかったので間違いがあるかもしれません。
他にもありましたが、撮りそこなってしまったものがあります。
双眼屈折望遠鏡も幾つかありましたが、私の苦手とする分野です
ので話を伺えませんでした(といいながら覗かせてもらいました)

やはりこれが一番目に付きますね。

20cmF15チタン鏡筒。
3mはとにかくデカイ。

凄すぎます。

接眼部周辺もかっこいいです。

 

26cm木製フォーク式赤道儀

鏡はオライオン。(あれ?たしか26cmとなって
いましたが勘違い?)

沢山のアイデアが盛りこまれています。

筒先回転装置がついているので、光軸調整に
一年かかったとか。

赤径・赤緯のクランプはペダルやレバーで、
ロック・解除がワンタッチ。

極軸ファインダーや水準器にも工夫あり。
方位の微調整も簡単にできます。

上)接眼部の摘みを平ギアで減速しています。

左上)モーター駆動ですが、複雑過ぎて私には
    理解できません。

左)斜鏡金具。最初どうしてこんな格好なのが
  と悩みましたが、長いボルトのようなものは
  6角レンチに摘みをつけたもので、調整をし
  やすくしています。

左)接眼部横の摘みを回すと、絞り径を変えられ
  ます。
  鏡筒内側はフェルトのようなスポンジのような
  ものが張られています。

左下)フォークの付け根は、無線アンテナを回す
   ローテーターを使っています。

下)この様に持ち上げて楽々移動できます。

 

 

今回1番のお気に入りです。

16cmF6.3自作アルミ赤道儀。美しいですね〜。
鏡筒は0.6tステンレス。鏡はタカハシ16cmのもの。
斜鏡は33mm(だったと思う)。スパーダー0.3t。
ロンキーフィルムを持ち込んで星像テストしましたが、
素晴らしいものでした。
惑星用の様ですが2重星団やM42でも周辺減光を感じ
ないで良く見えました。
迷光対策に玄関マットの滑り止めネット(ナイロンワイヤー
入り)を内側に貼っています。
ウォーム・ホイールギヤの歯数は700以上(760だった
か?)バックラッシュがないように工夫されています。
完成度の高い高性能な望遠鏡です。
唯一の弱点はピラー3本脚の剛性不足です
(中央をジャッキアップして負担を軽くしている)。

 

20cmF15、16cmアルミ赤道儀と並んであったのが
この双眼鏡用の椅子です。

私は絶対に作らないであろう代物なので説明を受けても
どう返事をしてよいのか・・・困ってしまいました(^^)。
確かにこれがあれば観望は楽ですね。ただ持ち運びが
大変だし、双眼鏡の手軽さが・・・

でもこれだけの物をゼロから考えて作り上げられとは
凄いと思います。実際に体験はしてませんが操作感は
とても良さそうです。

80mm位の双眼鏡を錘のついたワイヤーで吊っています。
背もたれと座面の傾斜も連動しています。
屋上にでも設置できたら最高でしょう。

同じ方の13cmビクセン鏡です。
最近流行?の赤道儀台に載っています。
斜鏡を小さくして金具(金鋸の刃)も製作したら見違える
ように良く見える様になったそうです。
私も見ましたが、期待してなかった為か予想以上に良く
見えて驚きました。
架台はぶよぶよでしたが、摘み1つで星を追いかけられ
るのはやはり良いですね。

30cmF5を計画中とのことで、私のところにもアイピース
持参で来ていただきました。トラス式ドブで光軸の再現性
を重視しているそうですので期待できます。

※色々と失礼なことを言ってしまいすみません。m(__)m

 

製作者がわからず、話をしてません。

20cm位だと思います。
斜鏡スパイダーは金鋸の刃だったと思います。
鏡筒は丸パイプを使用。
西村の経緯台ですね。

 

製作者がわからず、話をしてません。

鏡筒は塩ビパイプのようです。
どうみても赤道儀ですね。
箱の中がどうなっているのか気になります。

赤径軸の接続部です。
白いフェルトが巻かれています。
赤緯軸にも同様に巻かれています。

おそらくドブソニアンのようにフェルトで摩擦させて
フリーストップにしているのでしょう?

 

40cmだったでしょうか?

只今光軸調整中。
この鏡筒、木のフーレームに紙を巻き付けています。
ボイド缶のようなものでは有りません。
厚み1〜2mmくらいでしょうか。
耳軸より後ろは厚目になっています。 

 

お馴染み?の25cmF3(合成F9)カセ。

こちらも人気ありましたね。

 

製作者がわからず、話をしてません。

 

すみません、私のです。

これに国際光機ナビゲーターをつけるのですが、
撤収直前で、すでにはずしてあります。
いつも自分の写真には気がまわらなくて・・・。

31cmF4.5 Ninjaのグレー塗装では有りません。

 

20cmF7.5 惑星用だと思います。

今回1番後悔したのがこの望遠鏡を覗けなかったことです。
なかなか良く見えたらしいです。てっきり市販の望遠鏡かと。

主鏡は無膨張ガラスですね。○○さんに磨いてもらったとか
(名を知らない)。斜鏡はプロトスター。金具は自作。
スパイダーは0.4tステンレス。スパイダーとアルミ金具は接着
材で固定。テンションを掛けているので剥がれないか不安が
あるのですが大丈夫だそうです。
斜鏡径は35〜40mmだったか?(忘れました)

鏡筒はBYPのFRP。
フードはマクニュートンの様になっています。

 

以上です