QCAMフーコーテスターはWindows98の時はモノクロQcamをしようしていましたが、
WindowsXPでは使えなくなりました。WindowsXPで使用するため、Qcam Pro 4000を改造してカメラを作ることにしました。
カメラ本体を作ります
1 Qcam Pro 4000をばらしたところです。 USBケーブルのつながっている基板を使います。
2 CCD基板を入れるケースを2mmアルミ板で作り
ました(左)。塩ビのキャップはモノクロQcamの時とどうように
この中に改造した25mmアイピースを入れます。3 Qcam Pro 4000基板です。CCD先のレンズは使い
ませんが、CCD面の汚れ防止でしばらく付けています。作動中に基板のLEDが光るので、ここはラジペンで
つまんで潰しました。4 CCD基板をアルミケースに組み込み、レンズは外て、
出っ張っている筒をカットします。5 中にCCDが見えます。
25mmカメラを作ります (F4〜F6用)
1 レンズはモノクロQcamで使ったプローセル25mmです。 この時はレンズを前進させる為にカットしたカラーを
レンズの後ろ(画像のの右側に移動しました。2 今回はCCDをアルミケースに入れたため、レンズとCCD
の間隔が広がってしまうので、カラーをレンズの前側に戻
しました(アイピース本来の位置です)。3 上の25mmレンズとカメラを組んだのが右側です。 左は予備で作りました。
4 カメラ全体はこのように3mmアルミ板の上に組みます。 右端のナットを回してピントを調整します。
40mmカメラを作ります (F7〜F10用)
1 プローセル40mmアイピースでQCAMFTの
レンズを作ります。
これはF8やF10などの反射鏡を測定するためのもの
です。バレルの向きを入れ替えるだけで、レンズ配置は
変えていません。2 外したバレルをナイフ取り付け板にネジ止めし、
レンズを取り付けます。3 レンズを取り付けました。
ナイフはまだ付いていません。4 40mmカメラをXYステージに乗せている画像です。 参考データ
Qcan Pro 4000のCCDサイズ : 1/4インチ (3.6mmx2.7mm)
FL : カメラ用レンズの焦点距離 F : 反射鏡のF値
CCD上の画像サイズ = FL / (2xF) …… 3.2程度まで